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2024/04/15 17:33

コロナ禍で中断していたAJU自立の家による多治見修道院のワインフェスタが、昨年再開し企画内容を見直し、日本の各地のワイナリーと協力して、よりワインを中心とした内容に変わりました。それまではステージとかで音楽の演奏もあったのですが、ワインがより広まってきた中で、AJU自立の家が運営する小牧ワイナリーの理解を深めていただく為にも良いこととおもいます。

 

多治見修道院

 

例年、11月3日の文化の日に開催しており、この日は天候の特異日と言われ晴天率が極めて高く、いわゆる「小春日和」という穏やかな日に恵まれ、過去一度も雨や寒さとは縁遠かったのですが、今年はAJU自立の家主催の辻井伸行さんを招いてのウェルフェアコンサートが11月2日に開催されたので、運営的に厳しいので、11月18日の土曜日に変更されました。当日は低気圧の通過や寒波の来襲で、雨や気温が10度にも届かない厳しい天気でした。

 

JRで多治見駅に到着すると既に多くのお客様が送迎バスを待っておられました。近年、ワインフェスタを楽しみにされている方がこんなにも増えているのだなあと思いました。

多治見修道院に到着すると既に多くのお客様が葡萄畑のあちこちにテーブルなどや、何と雨避けのためブルーシートをタープのようにセットされ、楽しむ為の環境をしっかり造っておられました。

 

ワインバー「凛」の佳代さんとお客様のチーム。準備万端です。

 

今回は開会式などは無く、小さなステージでのワインセミナーから静かに始まりました。

サミュゼや凛のソムリエール達が紹介され、ご来場の方にお渡しした小牧ワイナリー産のワイン、白のローズシオターと赤のブラッククイーンの説明を始めました。

 

ソムリエール、エキスパートがご説明しました。

 

私も何年か前、ここでローズシオタを飲んで好きになりましたが、ブラッククイーンも以前の会社で新潟出身の子からお土産でいただいて、マスカットベリーAよりも濃くて大好きになりました。いずれのワインも新潟県南部の上越市にある岩の原葡萄園がオリジナル産地で、あの「日本ワインの父」とも言われる川上善兵衛さんが生み出したものです。

ローズシオターもブラッククイーンもあまり造っているところはなく、岩の原葡萄園と小牧ワイナリーくらいかも知れないと小牧ワイナリーの醸造責任者の白井さんは言ってました。

 

その白井さんが同じ日本ワイン造りの仲間達のネットワークを活かし、日本各地のワイナリーにも参加いただき、ワインの飲み比べができるようになっていました。

 

小牧ワイナリー醸造責任者の白井さんと島ソムリエール。

 

私も訪問したことのある栃木のココファームワイナリーさん(ここも障がい者が葡萄造りをしており、小牧ワイナリーの先輩です)や熊本ワイナリーさん(こちらの菊鹿シャルドネは大好きです)も出店いただきました。又、私がワインに興味を持った頃に調べて知った老舗の奥出雲葡萄園さんも出店されていました。

 

日本各地のワイナリーが出店いただきました。食べ物もいろんなお店に出店いただきました。

 

今では各地で新しいワイナリーが立ち上がっています。今や400件を超えたそうです。又、日本の北海道余市のワインの素晴らしさに刺激され、函館にはブルゴーニュの「ドメーヌ・ド・モンティーユ」さんが葡萄畑を造られたそうです。

 

いろいろな挑戦が各地で始まっているようです。選択肢が増えるには消費者には良いことです。あなたのお気に入りのワインは何ですか?

 

サミュゼオンラインショップはこれまで輸入ワインを対象にしておりましたが、今後は日本ワインも展開できるように検討したいと思います。

 

旅人y

 

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