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2024/04/15 16:52

こんにちは、安部絵美香です。各地でワイン関係のイベントが多く開催されることになった2023年。待ってました!という方も多いと思います。私も4月5月は多くのワインイベントを楽しみました。

  

5月のゴールデンウィークには毎年小牧ワイナリーの「春の葡萄酒祭り」があります。今年は雨が心配でしたが当日は暑いくらいの天気でした。今池にある「ワイン凛」御一行で1台バスを貸切り行ってきました。屋外のブルーシートの下、チケットを買って小牧ワイナリーや日本のワインを飲んだり、好きな物を食べてワイワイガヤガヤ。本当に楽しいイベントでした。

 

 mane@help-vin.com 

小牧ワイナリーの醸造家白井さん

 

 

 

 

その小牧ワイナリーに6月初めにお手伝いに行ってきました。事前に作業工程を教えて頂き、心構え十分でみんなやる気満々です。小牧ワイナリーの醸造家の白井さんに指示を仰ぎます。

 

まず1つ目の畑に歩いて向かいます。垣根仕立てのマスカット・ベーリーAの畑です。日本ワイン全体で甲州に続き2位、赤用品種では最多の生産数量です。山梨県で多く栽培されていますが日本全国で栽培が盛んです。ちょうど花が終わり小さい実がついたものが多いです。温暖化の影響か例年より開花が少し早いようです。マスカット・ベーリーAは葡萄の梗の部分が赤いです。

   

     

最初は葡萄のつるを切ります。つるに余分な栄養が行かないようにするためです。3日経つとつるはまた伸びるので成長との戦いです。つるを切る作業は、ここ小牧ワイナリーでは仲間(障害のある方たち)の仕事の一つです。上に伸びすぎた頂点は一番上で切ります。

 

 

誘引作業もさせて頂きました。上に上に伸びるように、倒れて行かないようにテープの出る機械で留めていきます。残念ですが機械に慣れる頃には作業はおしまいです。

 

 

下の畑はモンドブリエとローズシオタです。

 

休憩を挟んで今度は違う畑に歩いていきます。今度は棚仕立てのヤマ・ソーヴィニオンです。ヤマ・ソーヴィニオンは山ぶどうとカベルネ・ソーヴィニヨンの交配品種です。赤用品種の生産数量は9位です。この畑で行う作業はぶどうの傘かけです。1つ1つに傘をかけて雨からぶどうを守る作業です。中腰だったり高いところに腕を伸ばしてだったりして大変な作業だというのが小一時間ですがわかりました。今日は5名で作業して1000枚いかないくらいだったと白井さん。多治見のぶどうと合わせて全部で3万枚くらい傘かけするそうです。大変な作業に本当に頭が下がります。

 

 

 

 

白井さん、一緒にお手伝いをした方々もありがとうございました。ボランティアにご興味ある方はホームページで募集をしています。

https://komakiwinery.com

 

 

さて、世界のワイン産地に行きますと、その土地の美味しい食べ物を食べ、その土地の美味しいワインを飲みます。今回はサミュゼのワインセットのワインとどんなお料理が合うのか考えてみました。

 

夏の前菜に「ジャンボン・ペルシエ」ハムとパセリのゼリー寄せです。このお料理には酸もあり飲み応えもあるオリヴィエ・ルフレーヴのブルゴーニュアリゴテ。爽やかな酸があるワインには爽やかな一品を。 mane@help-vin.com

今サミュゼで出している「鯛の炙りとアスパラ オレンジとイチヂク添え」。柑橘の味わいがリンクするボッジョ・レ・ヴォルピのブラスカーティ。食べ応えもワインの厚みもピッタリです。

定番のブルゴーニュの「エスカルゴ パセリバター」には地元のブルゴーニュの赤、ソンジュ・ド・バッカス ルージュです。同じブルゴーニュのシャルドネにももちろん相性抜群です。

何が美味しいのか考えるのもまた楽しみの一つ。みなさんにもお気に入りの組み合わせを考えながらワインをお楽しみいただければと思います。

 

安部絵美香

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