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2024/04/15 16:46

寒い日が続きますが、皆様いかがお過ごしでしょうか。今年は3月にある名古屋ウィメンズマラソンにフルマラソンで出場します。もう少しで1ヶ月を切りそうなのに、最近の異常な寒さの為、外に出る気が起きず練習できていないので少し焦りはじめています。寒いのが苦手な私は気が早いですが暖かい春が来るのが今から待ち遠しいです。

 

サミュゼでフランスに研修へ出かけたのが2016年の今時期でした。ボルドー、ブルゴーニュ、シャンパーニュのワイナリーへ8日間の旅でした。寒くて曇り空が多いという印象のフランスですが、今回特に寒いと感じたのがブルゴーニュ。ボルドーは大西洋の影響を受けるので海洋性気候、シャンパーニュは海洋性気候と大陸性気候の中間、ブルゴーニュは大陸性気候なので冬は特に寒くなります。標高を調べてみるとボルドーのメリニャック空港で60m、シャンパーニュのランスで90m、ブルゴーニュのディジョンで220mと標高がだいぶ違いました。なるほどブルゴーニュは寒いわけです。8日間で駆け巡ったワイナリーの中で、今回はボルドーのサンテミリオンのワイナリーをご紹介します。

 

 

 

サンテミリオンの街並み

 

古く美しい町サンテミリオンはユネスコの世界遺産にも登録されています。まるで中世の世界のように歴史的建造物の残る町で、道には石畳が敷かれ、小道と坂が多いです。今回訪れたのが「シャトー ヴァランドロー」です。

 

 

シャトー ヴァランドローの畑

 

元々ボルドーのワイン商をしていたジャン・リュック・テュヌヴァンとミュリエル・アンドロ夫妻が、1989年に0.6haの小さな葡萄畑を購入し、ワインを造りたいという長年の夢を叶えました。当時夫妻にはお金がなかったため、借りたガレージでワインを造っていました。これが「ガレージワイン」と言われた最初のワインです。1991年初リリース。そんな「ガレージワイン」が2012年にサンテミリオンの第一特別級に昇格しました。約20年でシンデレラのようにトップまで駆け上がったのでヴァランドローのワインはシンデレラワインと呼ばれています。

 

 

ボルドーのワイナリーというとお城のようなとイメージがあるかもしれませんが、ヴァランドローは近代的な建物にありました。私たちを出迎えてくれたのはフランス人の女性で「しのはらさん」でした。顔はフランス人なのに流暢な日本語を操っていたので最初はびっくりしましたが、日本人の方と結婚されてこちらにお住まいとのこと。日本語なので安心して説明を聞くことができました。

 

 

 

醸造にはステンレスタンクも使いますが、昔からのコンクリートタンクや樽などを使った発酵設備も備えており、どのワインにはこれという決まりはなく、その時の造りたいワインのテイストでどれを使うか決めるそうです。2012年からは奥様のミュリエル・アンドロさんがワイン造りを担当しています。

 

オーナーのジャン・リュック・テュヌヴァンさんと一緒に

 

2012年から右側のエチケットに変更されています。

 

当時の人々がこのヴァランドローを飲んでびっくりした様子が目に浮かびます。まさかこんなガレージから造られるワインがこんなに凝縮感があって芳醇で、それはまるで魔法をかけられたかのように印象的なデビューだったと想像ができます。

 

 

ヴァランドローから次の目的地へ向かうため、TGV(高速列車)の中でワインショップで購入した「ヴィルジニー・ド・ヴァランドロー ブラン」を飲みました。一口飲んで「美味しいなぁ」と鮮明に記憶に残るヴァランドローの味でした。

 

安部絵美香

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