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2024/04/15 16:43

ソムリエールの運転手です。これまでシチリアという地中海の交差点の歴史の島をドンナフガータ、クズマーノのワイナリーが好きで何回か訪問し、又、緑のワイン、ヴィーニョベルデを求めてポルトガルにも行きました。川島直美さんがハンガリーのトカイワインを訪ねられたのをTVで見て、訪れたこともあります。いずれもワインがきっかけだったのですが、今回、何故タスマニアに行ったのだろうと考えても思い出せません。

 

きっかけはANAのプラチナメンバーだった頃、新規に羽田ーシドニー線を開設するので、事前に案内をいただいたのが’15年のことでした。それで年末年始の休みを使って、ちょうど夏のシドニー&タスマニアの旅を計画しました。オーストラリアには他にもワイナリーは沢山ありますが、ソムリエールはアデレードやパースなどはTVの関係で行っていたので、行ったことのないタスマニアにしたのかと思います。又、私がNZが好きだったから、近いかなと。

 

タスマニア島はオーストラリア南東部の更に南でオーストラリアの定義では南極海にある島で、大きさは6.8万km2。九州(3.7万km2)よりは大きく、北海道(8.3万km2)よりは小さいが、島という感じではないですね。緯度的には南緯40度ちょっと、北海道が北緯40度ちょっとですから、ちょうど反対と言っていいでしょう。

 

 

シドニーまではANAですが、私は初めてのシドニーだったので確か2泊ほどして、レストラン テツヤズと大晦日のシドニー湾花火大会などを楽しみました。しかし、一番嬉しかったのは、牡蠣を楽しめたことでした。「夏に牡蠣?」というのが心配でしたが、みんな気軽にガンガン食べてます。それを見て、安心して?食べました。美味しかったです。後で調べるとシドニーロックオイスターという種類で、日本の岩牡蠣と同種で夏が旬とのこと。納得ですね。

 

シドニーからは国内線で、国際線とは離れたターミナルでした。キャリアはジェットスター(親会社はオーストラリアフラッグキャリアのカンタス航空)これが、なかなか厄介でした。シドニーからタスマニア南部のホバート(タスマニア州の州都)に飛びましたが、事前に調べると何本も便があるので、乗り継ぎの良いものを予約しましたが、実際に着くと予約の便がありません。驚きましたが、その次の便にスライドされていました。但し、ジェットスターの良いところは、ホテルの宿泊が付いてくるパッケージがあったことです。

 

問題は着いてハーツレンタカーのカウンターに行ってからでした。何と、国際免許証がありません。’15年の春にスペインに行った時に取得したのがあって、それを利用できると安心していたせいか、うっかり持参を忘れてしまっていました。交渉しましたが勿論、無理でした。(過去、駐在経験のある後輩にMessengerで急ぎ聞きましたが、駐在員は日本の国際免許証無しで良いそうです。1年では足りないので、別の申請があるのでしょうねぇ。)

 

結果、長距離バスとタクシーでの移動になりました。九州よりずっと大きな島なので、移動も大変でした。おかげでワイナリー巡りもままならず、北部のロンセストンに宿泊した時にタクシーで1軒回れただけでした。ロンセストンの周りには沢山のワイナリーがあるので、翌年のリベンジをソムリエールに約束させられました。

 

翌16年大晦日に羽田発、機内で年越し、17年元旦にシドニー経由でワイナリーの多いロンセストンまで直接入りました。又、ここでもジェットスターの予約からの変更があり、遅れての到着になりました。未だに慣れず、後で痛い目に遭います。

 

車はRAV4クラスで頼んでいたら、三菱のアウトランダー。三菱グループはオーストラリアに強いからでしょうか。そのせいか、走行5千kmの新車だったのはラッキーでした。

 

ホテルは前年と同じロンセストンにあるゴルフ場にあるホテルです。着いた翌日、未だ新年2日なので、ワイナリーも未だ開いてないので、タスマニア島の東部中央部、200kmくらいのところにあるワイングラスベイという名前に惹かれて観光に出かけました。駐車場に着くとワイングラスベイを眺望するためには軽い登山が必要でした。45分くらい登ったと思います。私は毎日朝ウォーキングをしていましたが、ソムリエールはそんな習慣がないので、椅子に出来る岩を見つけては休憩してました。何とか着くと、綺麗なビーチを望めました。土地の部分がワイングラスのように見えるので、この名が付いたようです。

 

 

入口の看板。土地の部分をワイングラスに見立て、脚の両側のビーチ(Bay)が美しい。

 

 

展望台へは下から見ると結構な山です。登るのに45分ほどかかりました。

 

mane@help-vin.com

 

登り切った展望台からの眺めです。

 

 リベンジのワイナリー巡りです。3日から真面目に周りました。この日は多摩川ならぬ

Tamar River左岸を5軒も周りました。(Tamar Riverは上の地図でロンセストンから北西に流れている川です。)高緯度の冷涼な気候のためか、どこも白ワインのシャルドネ、ピノグリ、リースリング、ソービニヨンブランと赤ワインはピノノワールを造っています。ソムリエールは嬉しそうに飲んでいますが、ドライバーとしては、あくまでテイスティングのみで、残念ながらポットに吐き出しです。

 

 

 

1軒目はMoores Hill。葡萄畑に面したテラスに鶴のオブジェが。

 

 

 

この最後のTamar Ridge。まさにTamar Riverのほとりです。

 

4日はTamar River右岸とは言っても、川から離れ、標高も高い北東部のエリアを周りました。標高が高いせいか、スッキリした酸がある一方、味わいも深く、複雑でワンランク上と

感じました。そのせいか行く先々でお客様が多く、ティスティングを楽しんでおられました。タスタニアワインは生産量が少なく、殆ど地元消費なので、それを楽しみに来ておられるのだと思います。そんな中から、1本ご案内できるものが確保できました。JANSZのスパークリングです。

 

mane@help-vin.com

 

 

JANSZのマスコットはタスマニアデビルのようです。

 

 

JANSZの裏から見た眺め。

 

確か、同じロンセストンのホテルに4泊したので、ホテル外にもあちこち食事に出かけました。オーストラリアに詳しい先輩から、シーフードが驚くほど安いと聞いていましたので、伊勢海老や鮑などをしっかり楽しみました。勿論、牡蠣も。でも後で調べるとタスマニアの牡蠣はシドニーとは違って、日本同様の真牡蠣とのこと。これは後でTVで知ったのですが、オーストラリアのレストランには牡蠣剥き職人がいないので、採ったところで直ぐに剥いて、又、牡蠣殻に入れて出荷するらしいのですが、そのための品質管理(検査、温度管理など)が大変厳しく定められているとのこと。おかげで美味しい牡蠣をいただきました。一皿に12個並んで、味付けが少しずつ変えてある生牡蠣が最高でした。ソムリエールは得意でないので、1個だけ、私が11個いただきました。

 

ドライバーとしてタスマニアを走った感想を少々。オーストラリアは高速道路は隔離されており、110km/hまでOKと日本並みなのでですが、一般道も郊外は110km/hまでOKなんです。オーストラリア本土は広大な土地でフラットだからなんでしょうが、タスマニアは道幅が狭く、結構なワインディングロードなので大変です。そのせいか、ある間隔で追越可能車線を造ってあり、予告もされてました。狭い道で110km/hでの追越はビビりますよね。一般的にSUVは車高が高いため、コーナーでロールしがちなので、アウトランダーは正直厳しかったです。(この経験が逆にポルトガルで乗ったステルヴィオの感激に繋がり、保有に至ったのかもしれません。)

あと、道路脇に小動物の死骸を多く見かけました。タスマニアデビルのようです。又、自然に恵まれた土地柄、車の後ろにトーイングヒッチを付けて、トレーラーを繋ぎ、

ボートやらキャンパーを付けてアウトドアを楽しんでいる様子も伺えました。

 

さて、帰国になりました。最終日には近くのワイナリーのカフェでランチをして、空港に

向かいます。空港に着いてビックリ。既にシドニー行きは出発とのこと。何度も懲りているのにジェットスターの変更を確認していませんでした。シドニー行きは明日とのこと。それでは羽田行きに乗れません。メルボルン行きならある、シドニー行きのチケットで乗れるとのこと。メルボルンからシドニーは本数が多いだろうとそれに賭けて乗るしかありません。

 

どの飛行機かと待っていたら、到着した飛行機から乗客が降り終わると(整備も掃除もせず?に)乗れとのこと。まるでバスや電車のような運用!LCCだから?ビックリしました。私は日本のフルサービスに慣れすぎていたのかもしれませんねぇ。何とかメルボルンに着き、早速シドニー行きのチケットを買い、何とか間に合いそうだと一安心。無事、シドニーに着きますが、結構ギリギリの時間。ソムリエールがバスチケットを買ってましたが、タクシーに変更して急行。ANAのカウンターに着くと、地上係員に方もホッとされてました。お土産を買う間も無く、シートに滑り込みました。まさにギリギリでセーフでした。

 

ワインよりもタスマニア旅行記になってしまいました。お許し下さい。くれぐれもジェットスターのスケジュールには注意しましょう。

 

ドライバーY

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