2024/04/15 16:36
イタリアのリストランテに行くと最初に必ず大量のパンが籠で出てきます。パンは無くなれば追加していただけますが、まともに食べると食事全部食べきれないので注意が必要です。イタリアのチーズで私のおすすめはイタリアっ子にも大人気の「ブッラータ」。モッツァレッラの中にモッツァレッラを割いたたものとクリームを入れて造られるチーズです。口の中に入れるとバターのようにクリーミーでジューシー。ミルクの甘味を感じて幸せな気分になるチーズです。塩っけのある生ハムと合わせたり、トマトとバジルと合わせたり、そのままオリーブオイルと塩を振って食べても美味しくお召し上がりいただけます。期限が短いのと人気なのであまり見かけませんが、ぜひ一度お試しいただきたいチーズです。
ワイナリー旅行記 イタリア フランチャコルタ「ベラヴィスタ」
2018年9月、イタリア北部のロンバルディア州に行ってきた時のお話です。ミラノ・マルペンサ空港から約2時間のところにあるワイナリーです。イゼオ湖の南に広がる限られたエリアで作られているスパークリングワインのフランチャコルタ。そのフランチャコルタ最大の生産者「ベラヴィスタ」に行ってきました。
フランチャコルタとは、ロンバルディア州の東にあるフランチャコルタ地域で、シャンパーニュと同じ瓶内二次発酵で造られるスパークリングワインのことです。生産地域の名前でもあり、ワイン名でもあり、生産方法のことでもあります。シャンパーニュと同じように厳格な規定を満たしたイタリアで最上級のスパークリングワインです。
ワイナリーの名前でもある「ベラヴィスタ」とはイタリア語で「美しい眺め」の意味です。その名の通りワイナリーからの眺めは360°の絶景です。ワイナリーの建物の前には大きく個性的なオブジェがあります。オーナーのヴィットリオ・モレッティ氏は元々建築やホテルなどを手掛ける実業家で、客人に振る舞うためのワインを造り始めたのがきっかけとなり1977年にベラヴィスタを設立されました。
約束の時間ギリギリになってしまったので、急いでドアを開けてアポイントを取っていると伝えると、お怒りぎみの様子の女性は、当時勤続18年のベテランのフランチェスカさんです。
まずワイナリーの醸造施設を案内して頂きます。ステンレスタンクが整然と並んでいるスペースを抜けると、地下セラーでは樽が所狭しと遠くのほうまで置かれていました。自社畑のぶどうごとに樽に入れられ、最終的にブレンドされます。
ぶどうは手作業で収穫され、24時間以内にはプレスされます。プレスは1時間くらいの作業を4時間かけて一番搾りのみを使います。シャンパーニュは最低15ヶ月、フランチャコルタは最低18ヶ月の最低熟成期間がありますが、ベラヴィスタは最低40ヶ月の熟成期間を経ています。それだけでとても尊い飲み物に感じますね。
最後は試飲をさせていただきました。
スタンダードなグランデ・キュヴェ・アルマ・ブリュットは全てが調和されたようなお味。泡の柔らかくきめ細かい感じと、飲み疲れしない優しい甘味。これは温度が上がっても美味しく飲めるので、テラスなどで飲んでいただくイメージです(気温の暑い間は室内でどうぞ)。8月のワインセットにもこのワインを入れています。全部で6種類ものワインを開けていただけて、もちろん全部飲ませていただきました。最後には醸造長にも出てきていただきました。
ベラヴィスタはミラノ・スカラ座の公式サプライヤーを務めていて、スカラ座の幕間やパーティで愛飲されています。個性的なボトルの形とエチケット。飲んでいる方もおしゃれに見えるフランチャコルタです。