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2022/02/08 00:30

サミュゼのお客様へ

 

2022年もコロナの影響で大変な幕開けとなりましたが、お元気でいらっしゃいますか。

 

日頃よりサミュゼのメールマガジンを読んで下さっている皆様には感謝致しております。

東海地方から転勤されても、東京、大阪、小倉、新潟など日本全国でメールを開封していただいています。そのほかにはアメリカ、カナダ、シンガポール、スペインなどから原稿へのコメントをお送りいただく事もあり、心温まる気持ちになります。

 

原稿の内容はサミュゼでお出しするお薦めワインが多かったのですが、現在はなかなかいらしていただく事が難しい状況です。そこでいらっしゃれないメールマガジンの読者の皆様に向けてワインをお届けする事を考えました。

 

昨年から準備を始め、今年1月に有限会社ヘルプとして酒類販売業の免許を取得致しました(サミュゼオンラインショップと名乗ります)。

 

以前は、酒類販売免許の取得はかなり難しかったのですが、近年は緩やかになり嬉しい限りです。有限会社ヘルプの定款にワイン販売の項目を追加して、名古屋市と愛知県から税金の滞納が無い証明書を取り寄せ、会社の3期分の決算報告書を添付し税務署に申請、講習会をへて約2カ月で免許の交付となりました。

 

このメールマガジンから弊社の新しいビジネスがスタートする事となります。

お届けするワインは日頃サミュゼでお出ししているワインばかり。サミュゼのワインはもちろん、現地で美味しさを確認してきた飛び切りのお薦めワインばかりです。

 

ワイン販売の担当は安部絵美香ソムリエです。まずは6本セットのみの1種類からスタートして、毎月お届けする頒布会へと続けてゆきます。初回の方にはブドウ畑の様子が良くわかる3枚のDVDをプレゼント。1枚目はフランスのブルゴーニュ、アルザス、シャンパーニュ編。2枚目はフランスのボルドー、南フランス編、そして3枚目はオーストラリア編です。旅にでられない今、ワインを飲みながら旅行気分をお楽しみいただければ幸いです。

 

 

そしてお願いがございます。ワインのご注文をいただいてからスムーズに出荷できるよう準備を致しておりますが、なにしろ初めての事なので、少しお時間をいただく可能性がございます。どうかよろしくお願い致します。

 

 

サミュゼ・アン・トラヴァイヨン 島幸子

 


 

<初回のワインのラインナップ>



ワイナリー旅行記

 

ジャン・ヴェッセル・ウィユ・ドゥ・ペルドリ

 

左:2018年にサミュゼに来店したデルフィーヌさん

右:ジャン・ヴェッセルのスペシャルキュヴェ「ル・プティ・クロ」

 

ソムリエになりたての頃から、何十年もコルクを抜き続けているシャンパーニュがあります。デルフィーヌという女性が造っていて、家族経営のこじんまりとしたメゾンです。

 

彼女に初めて出会ったのは、ソムリエとして勤務していた中国料理店。

ディナーの営業時間前に自身のブランド「ジャン・ヴェッセル」をプロモーションに来たのですが、自己紹介をすませると落ち着かない様子です。

 

お父さんが若くして亡くなり、彼女が20代で社長になる事が決まったと、輸入元の担当者が説明してくれました。栗色の巻き毛が可愛らしい女の子が、そんなに大変な状況なのかと

心配になりましたが、この後驚くべき一言が発せられたのです。

 

店内のサイドテーブルに置かれた、白地に藍色の模様が描かれた小さな陶器の器を見つめながら、「ひとついただけませんか」と恥ずかしそうに微笑む彼女。輸入元の担当者がフランス語で彼女をたしなめているのが分かりました。ビジネスより好奇心。まだ子供っぽいのかなと思ったのを今でも忘れられません。

 

可愛いデルフィーヌはやがてお母さんになり、たくましい社長になりましたが、数年前も、突然サミュゼにやってきて「サプラーイズ」と言いながら入ってくるその笑顔は昔のまま。

コロナが終息したら、久しぶりに彼女に会いに行きたいと思います。

 

サミュゼでお仕事してくれた人が、オーナーソムリエとしてワインバーを開店すると、

お祝いはデルフイーヌのジャン・ヴェッセル・ウィユ・ドゥ・ペルドリと決めています。ワンケースを送るので邪魔かもしれませんが、仕事の後にお疲れ様で飲んでねという意味です。

 

サミュゼのメールマガジンを読んで下さっている皆様にお届けするワインセットにも彼女のシャンパーニュを1番に入れたいと思いました。ヤマウズラの絵がラベルに描かれているのは、ウィユが目、ペルドリがヤマウズラの意味で、ヤマウズラの目のようにシャンパーニュが、オレンジがかったピンク色をしているから。

 

中国料理の前菜にペルドリを合わせてよくお出ししていましたが、特に豚肉ときゅうりを使った雲白肉(ウンパイロ―)に合わせると最高のマリアージュをお楽しみいただけます。

デルフイーヌの造るジャン・ヴェッセル・ウィユ・ドゥ・ペルドリをお届けします。

 

1997年にジャン・ヴェッセルに訪問したときの様子

中央左がデルフィーヌさんの旦那さんのダヴィッドさん、右がデルフィーヌさん

 

ソムリエール  島 幸子

 

 

 
 

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