1851年にシャルル=カミーユ・エドシックによって創立されたシャンパーニュメゾンです。彼は冒険家、起業家、粋なジェントルマンとして同世代人に知られた人で多くの偉大な著名人を魅了しました。「シャンパン・チャーリー」と呼ばれるようになり、同じタイトルで映画化もされています。。主演はヒュー・グラントです。(カッコ良すぎます!)。「シャルルのワインは、いつも飲めばすぐにそれとわかる」と評されていたようですが、それを特徴づけたのはその贅沢な品質です。ベースのワインは2010年のものが60%ですが、残る40%は平均で10年の熟成を経たリザーブワインがブレンドされています。(リザーブワインというのは毎年その年のワインの一部を保存させたものです。ノンヴィンテージのワインのバランスを整え、メゾンのスタイルを保つために使用されます。)熟成には1867年に購入したクレイエール(採石場跡)を利用しています。同じような地下セラーをもつシャンパーニュメゾン6社のうち、100%ワインをこのセラーで熟成させているのはシャルル・エドシックだけだそうです。シャンパン・チャーリーのストーリーもさることながら、私がこのシャンパーニュメゾンに惹きつけられるのはその気概です。このシャンパーニュメゾンはキャッシュフローが良くなかった時期に仕込んだはずのワインの品質にぶれがなかったそうです。大変な時でも手を抜かない。高品質を貫く。私もそうありたいです。
私はサミュゼ アン トラヴァイヨンで色々な方に色々なかたちでお世話になりました。8月でサミュゼを去らなければならないのは辛いことです。しかし、短い期間ではありましたがスタッフとしていられたことを誇りに前を向いて行きたいと思います。そして9月からは中国飯店 麗穂でソムリエールとして勤務いたします。麗穂でのお仕事のお話をいただいた時、「島さんも10年間中華にいらしたのだし」とおもい、新しい環境に身を置く決心をしました。
今まで本当にありがとうございました。サミュゼで培った経験をいかして、それでもまだまだ未熟なソムリエールですので今後も日々精進してまいります。
また皆様にお会いできる日を楽しみにしています。
皆様とサミュゼに乾杯!
ソムリエール 丹羽秀子