2022/02/07 01:00
【サミュゼ・アン・トゥラヴァイヨンからお知らせ】
緊急事態宣言の延長に伴い6月20日まで休業致します。お客様にお会いできる時を、スタッフ一同心待ちにしております。ソムリエール島幸子
新緑が鮮やかな時期になって来ました。
去年のこの時期は家の庭にトマトとオクラとズッキーニを植えていたのですが、今年は何を植えようかと考えていました。定番のトマトは植えたいし、インゲンも挑戦してみようと調べていると、野菜には連作障害というものがあるそうです。これは同じ科の野菜を同じ場所に植えると土の中の栄養素・土壌生物のバランスが崩れることによって起こる生育障害のことです。その逆に同じ場所に植えた方がいいものをコンパニオンプランツと言い、トマトとバジルのコンビはご存知の方も多いかと思います。水や肥料の過剰摂取を好まないトマトと余分な栄養を吸収してくれるバジル。トマトとバジルとモッツァレッラを使ったカプレーゼやピッツァ・マルゲリータなど、料理にしても相性がいいふたつです。
5月でも日中では28度くらいの暖かい(暑い?)日もありますが、梅雨が明ければ夏本番を迎えます。スパークリングワインやキリッと冷えた白ワインなどで喉を潤したくなりますね。ところで皆様がいつも召し上がっているスパークリングワインのキャップはどんなものが多いでしょうか。一番多いのがシャンパーニュでもお馴染みのコルクとミュズレ(留め金部分のこと)の組み合わせでしょうか。王冠やスクリューキャップも一般的です。その他にゾークという栓が最近ではたまに見かけるようになりました。オーストラリアのZORK社によって2002年に開発された新しい栓です。特徴としては第一に開栓してまた栓をすることができるということ、第二にリサイクルしやすいこと、ポリエチレン製なので丸ごとリサイクルすることができます。第三に安定した品質、コルクを使用した時のようにワインのブショネ(ワインの劣化)の確率が格段に低いとされています。ブショネはコルクに潜んだ細菌と消毒に用いられる塩素が合わさり、TCA(トリクロロアニソール)という物質が発生することです。ブショネの確率は約5%と言われていますが、生産者側も消費者側もできるだけ少なくなったほうがいいですよね。日本のワイナリーでは宮城県の都農ワイナリーが日本で初めてゾークを採用しています。

日本で一番売れているオーストラリアワインの「イエローテイル」もゾークを採用しています。ボトルのエチケットはオーストラリアに生息するワラビーのイラストとポップなカラーが特徴的で、一度はご覧いただいたことがあるもしれません。ゾークの栓を使っているのはこちらのバブルスというスパークリングワインです。サクラワインアワードでダブルゴールドを受賞しています。気になった方は是非お試し下さい。

ゾーク栓は通常のコルク+ミュズレより丸い形をしています。
~我が家の小さな葡萄畑から~

今年2年目のぶどうの樹。垣根仕立ての一文字仕立てにしました。

左:去年より果房が大きいような気がします。
右:ぶどうの葉を食べてしまうコスズメ。手で取るのが平気になりました。
葡萄にもコンパニオンプランツがあります。にんにく、ヒソップ、オオバコ、ゼラニウムなど。虫対策で西洋ねぎのチャイブ(シブレット)を植えようか検討中です。
ソムリエール 安部絵美香
