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2022/02/07 02:15

私事ですが、藤原と安部は日本ソムリエ協会が認定する「SAKEディプロマ」に無事合格することができました!緊急事態宣言が発令され、お店の休業中に試験勉強に専念することができました。試験当日は2人とも終わった安心感でしばらく放心状態…。久しぶりの感覚ですが、合格って嬉しいですね。

今年の10月に北海道余市町のドメーヌ・タカヒコに収穫のお手伝いに行ってきました。10月1日から始まった今年の収穫は、温暖化の影響で例年に比べ半月ほど早い収穫でした。そこで今年から余市に移り住みドメーヌ・タカヒコで曽我貴彦さんの元、畑やワイン造りの勉強をしている高松亨(たかまつとおる)さんとお会いすることができました。高松さんはイギリスの国際認定機関が認定するソムリエの世界最高峰の資格「マスター・ソムリエ」に現最年少24歳で日本人で初めて認定されました。お話を聞いてみたいと伺ったところ快諾頂きましたので、気になることを伺ってみました。

 



安部:オーストラリア生まれ&育ちの生粋の日本人ということですが、簡単にプロフィールをご紹介ください。


高松さん:1995/01/16 26歳 シドニー生まれで弟(24歳)が一人の4人家族で皆シドニー在住。2018年にマスターソムリエ(MS)試験を受け筆記と実技に合格し、2019年(24歳)にテイスティングを合格しました。


安部:恐らくとても難しい試験だと思います。日本人初のマスターソムリエですね。


高松さん:現在世界に270人の資格保有者がいます。個人的には難しかったですがおそらく内容よりもストレスやプレッシャーの部分が多くの受験者を悩ませているのではないかと思います。勿論日々の勉強があってのものですが、僕は結構楽しめたと思います。


安部:プレッシャーがかかる中、実力を出し切れて合格されたのですね。日本では日本ソムリエ協会が認定するソムリエがいますが、マスターソムリエとの違いはなんでしょうか。


高松さん:日本ソムリエ協会の制度はそこまでよく分かっておりませんが、CMS(コートオブマスターソムリエ)は試験そのもので合格率が4%ほどなので難易度が格段に違うのではないかと思います。


安部:日本のソムリエとの交流はありますか。


高松さん:尊敬する方ばかりです。森さん、森本さん、井黒さん、近藤さん、岩田さんなど。


安部:マスターソムリエを目指そうと思ったきっかけは?


高松さん:色々ありますが、1.映画SOMM。2.シドニー時代の職場の日本人の上司もMS(マスターソムリエ)を目指しており僕のメンターでもありました。3.レストラン採用基準に称号が大きく左右する(年収含め)。


安部:「SOMM(ソム)」はマスターソムリエのドキュメンタリーなんですね。緊張感が伝わってくる映画ですね。高松さんは日本だけではなく世界からも注目される存在になったわけですが、それからの生活は何か変わりましたか?


高松さん:大きく変わったわけではないですが、おそらくMS(マスターソムリエ)をとっていないと来ないようなオファーがたまに来たりします。



11月22日、収穫したぶどうのプレスが始まりました。

 

安部:ご家族と一緒にワインを飲みますか?


高松さん:日曜日などよく飲んでいました。父が料理を作るのでそれに合わせてといった感じでしたがシャンパン、ブルゴーニュが多かったイメージです。


安部:オーストラリアではどんな生活をしていましたか?


高松さん:学校は普通の現地の学校でしたが15の時からコーヒーを淹れていたのでそれが自然と将来の道になっていきましたので勉強する意味をあまり感じなくなり登校する日も減りました。オーストラリアのワイナリーはそこまで行ったことがなく、畑と醸造を勉強している今だからこそ行ってみたいという気持ちは強くなっています。


安部:オーストラリアのワインは好きですか?どこのワイナリーのワインが好きですか?


高松さん:美味しいと思います!ピノ・シャルドネだとバスフィリップやBy Farr が好きです!

最近だとJoshua Cooperとかも素晴らしいと思います。


安部:一番好きはワインは元ロマネ・コンティ共同責任者のマダム・ルロワの個人所有畑のみから造られるのドメーヌ・ドーヴネと聞いていましたが何回飲んだことがありますか?


高松さん:キュベにもよりますが総合しても20回いくかいかないかくらいです・・・


安部:手に入れるのも難しい&ブルゴーニュで最も高価なワイントップ10にも入るものを飲めるなんて、ただただ羨ましいです。日本で好きなワイナリーはありますか。


高松さん:ドメーヌタカヒコ、中澤ヴィンヤード、ドメーヌモン、グレイスさんとか好きです。


安部:その中でなぜドメーヌタカヒコを選ばれたのですか。


高松さん:2017年に一度東京のワインバーで飲んだことがあり、思想やスタイルなどもし自分でワイナリーをするなら理想的と思ったからです。


安部:余市の住み心地はいかがですか。


高松さん:個人的には今までで一番住みやすいと思っています(まだ冬は越してませんが!)


安部:将来に向けて、どんなワインを作っていきたい?ワイン造りの他にやってみたいことは。


高松さん:曽我さんのスタイルを取り入れたシャルドネ、シラーを単一で幅広い食に合う日本らしいワインです。ワイン造りが軌道に乗ったら野菜やハーブなども育ててみたいと思います。


安部:高松さんのワイン楽しみにしています。ありがとうございました!



北海道余市町の地域おこし協力隊員として、これから余市を世界に発信していく高松さん。余市も高松さんもこれからがとても楽しみです。

 

ソムリエール 安部絵美香

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